新しい生活様式にもぴったりの二部制結婚式
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結婚式を行うことが難しいなかで、再注目をあびているのが二部制結婚式です。
二部制結婚式とは、披露宴を2回行う結婚式スタイルで、いままでは、希望の会場に呼びたいゲストの人数がはいらない、ご親族とご友人を分けて披露宴をおこないたい、という要望の方が行ってきました。
一般的には同じ日に行いますが2日に分けて行う場合もあります。
新しい生活スタイルで大人数での結婚式が難しくなる中、少人数で2回行える二部制結婚式が、今までとは違う新しい価値として注目を集めています。
挙式・披露宴(食事会)は家族・親族と行い、その後に仕事関係者や友人を呼んだカジュアルな披露宴を行うなど、ゲストに合わせて自由に結婚式のスタイルや雰囲気を変えることができるのが二部制結婚式の魅力です。
一度に呼ぶゲストの人数が限られてきますから、自然とソーシャルディスタンスを保ちやすく、コロナ安全対策面でも有効な手段の一つと考えられるので、結婚式を考えるカップルに支持されているのです。
そんな、二部制結婚式についてご紹介いたします。
1.二部制結婚式の良い点、悪い点
良い点とは
二部制結婚式の良い点は、2回の披露宴が同じ日に行えることです。
披露宴の雰囲気を全く変えることが可能なので、ゲストに合わせた雰囲気やスタイルを作ることが可能です。
例えば、ご親族と友人を分ける場合には、ご家族・ご親族の披露宴ではアットホームな雰囲気を装飾や演出にも盛り込み、ご友人の披露宴ではカジュアルなパーティーのような演出を入れるなど、披露宴ごとに雰囲気を変えることができます。
一度に全てのゲストをお呼びした披露宴になると、ご家族やご親族は末席となり、ゲストに遠慮してなかなかお話したり写真を撮ったりすることができませんが、二部制結婚式ではご家族やご親族がお二人との時間をゆっくりと取ることができ、お二人の小さい頃のお話を伺ったり、ご両親もリラックスできるなどゲストにとても喜ばれます。
ご友人だけのパーティーでは、お二人もよりリラックスできますし、堅苦しい雰囲気もありませんから演出も楽しい内容のものを中心に構成できます。
それぞれの披露宴がおのずと少人数になるので、お二人との距離も近くゆっくりと話をする時間が多くとれます。
なによりどうしてもこの会場で結婚式をしたいけれど、人数が入らない!という場合には2回に分けることでお気に入りの会場を選ぶことができます。
悪い点とは
二部制結婚式の悪い点は、結婚式が1日がかりの長時間になることです。
それぞれの披露宴でお色直しをする場合は着替える回数が増えますし、そのたびにヘアセットや撮影を行えば、お二人の体力も必要ですので、なにより体調管理が重要です。
また、結婚式2回分のゲストの準備だけでなく、披露宴自体も2回行うので、進行内容の計画など準備は少し多くなります。
でも、一日中結婚式を味わえるというのも魅力的なことかもしれませんね。
2.二部制結婚式ってどのくらいの予算が必要?
会場によってはコスト削減可能
一日に同じ会場で行う二部制結婚式の場合は、衣裳やヘアメイクなど、1日分のコストで済み、会場によっては会場費も1回分でOKということもあるので、2回分の披露宴よりコストを削減することができます。
一般的には1回の披露宴の1.5倍で2回披露宴を行うことができるようです。
一部と二部で共用できるものは利用してコストを削減することも可能です
メインのお花のセッティングや装飾はそのままでゲストのお花だけ追加したり、ウェルカムコーナーは少しのチェンジに抑え、一.二部の披露宴のゲストの顔ぶれに合わせて進行内容だけを変えればかなりコストを抑えられます。
一部と二部を満足いくものにするには
例えば、一部のご親族の披露宴では、小さいころの映像を流したり、親族紹介をかねたスピーチを演出としていれたり、2部のご友人のパーティーでは映像は同じものを使い、ゲーム大会やフェスのようなダンスタイムを加えるなど、同じ演出も共用でき、一度の披露宴では省かなければならない演出も入れることができるのでお二人の満足度もあがります。
なによりもそれぞれのゲストとゆっくり触れ合えるのが魅力ですね。
カメラマンやVTRも同じ会社に依頼すれば、2つ合わせてアルバムを作ってくれたり、撮影の人件費は一人分でOKだったりと節約できるところもおおいので、プランナーに相談しながら準備を進めましょう。
3.二部制を行うには?会場の選び方
会場の確認を
まず、二部制の結婚式ができるかどうかを確認しましょう。1日を貸切で利用できる会場が望ましいですね。
二部制結婚式は1日がかりのスケジュールになることが予想されますので、貸切ウエディングができる方が自由に時間を設定できたり、ゲストにもゆったりとお待ちいただくことができます。
ゲストのために
また、控室やゲストのウェイティングルームがきちんと準備されている会場かどうかもチェックポイントの一つ。
ドリンクサービスやキッズルームがあるかなども重要なポイント。1日がかりの披露宴ではゲストにお待ちいただく場面も出てきてしまうことも考え、その準備がきちんとできるかも見極めのポイントです。
会場によっては二部制結婚式のプランなどを用意しているところもあるので、まずは相談してみましょう。
そういったプランがあると通常よりもお得に結婚式をすることができる場合もあるので、ぜひチェックしてみてくださいね。
4.二部制結婚式の一日の事例
二部制の結婚式の一日の流れをご紹介しましょう。
①挙式→披露宴→披露宴
こちらは最も一般的なパターンで、挙式の後に2回の披露宴を行うスタイルです。
挙式と1回目の披露宴は、家族・親族とアットホームにお食事を楽しみます。
そして、2回目の披露宴は友人とカジュアルに楽しいパーティーを行います。
海外ウエディングの場合も、海外で挙式と披露宴を行い、同じドレスで帰国して友人と披露宴をという二部制のパターンも多くあります。
②披露宴→挙式→披露宴
先に一度披露宴を行い、そのままゲストに挙式にも参列いただくというパターンです。
この最大のメリットは、両披露宴に参加するゲスト共に挙式にご参加いただけることです。
①の場合だと、一部の披露宴に参加する方のみ挙式に参列する、または二部のゲストが挙式のためだけ先に来て参加し、二部まで待つこととなる場合が多いと思います。
両方の披露宴に参加するゲストに挙式に参列をお願いしたい、というお二人にはぴったりですね。
③挙式→披露宴→挙式→披露宴
挙式を2回するパターンです。これももちろんOKです!
こちらのパターンで最もよくあるのが、海外で挙式披露宴を行って、もう一度友人を招いた挙式と披露宴を行うというもの。
海外挙式がチャペルであれば、帰国後はゲストの前で誓いを立てる人前式を選択すれば、挙式も披露宴も2回できる!という究極の選択肢です。
また、一部も二部も挙式をしたい!という場合も大丈夫。
例えば、ご両親やご親族が参加される場合は、神社などに出向き本格的な神前挙式を行い、友人のパーティーでは会場の中で、友人たちに立会人になってもらう人前挙式を行いましょう。
友人に司会をつとめてもらえば盛り上げること間違いなしです。
二部制の結婚式も内容は様々、お二人のご希望によって組み立てることができます。
会場を広く使うこともできるのでソーシャルディスタンスも保てますし、これから結婚式を考えているカップルには選択肢の一つとして考えて頂けたらと思います。