結婚指輪って必要??

#ウエディング情報 #エンゲージリング #マリッジリング #指輪

サプライズプロポーズのクライマックスに、新郎がひざまずいて指輪を差し出す…。
ネットでよく見る欧米スタイルのプロポーズですが、日本でも今まではプロポーズの時に指輪を渡して…という流れが主流でした。一時は給料の3ヶ月分…なんて、大手ジュエリーメーカーの広告でよく見かけましたね。でも、私がお客様に相談されるのもこの指輪に関することなんです。
「指輪って必要ですか?」
この言葉、よく聞かれます(笑)
そこで、プランナーから見たマリッジリング(結婚指輪)についてご紹介したいと思います。

 

プランナーから見たマリッジリング(結婚指輪)についてご紹介したいと思います。

 

 

 

1.マリッジリングとエンゲージリングとは?

 

エンゲージリングとは

エンゲージリングとは、婚約指輪のこと。婚約の証として男性から女性に贈られるリングで、一般的な定義としては、婚約期間中につけるもの。純潔で高価な宝石としての存在感から、婚約指輪の約9割に、ダイヤモンドが使用されていると言われています。

 

マリッジリングとは

一方のマリッジリングは、結婚指輪のこと。挙式のとき、お互いへの忠誠を誓って交換する指輪。基本的にペアリング。夫婦となった結婚以降、日常的に薬指にはめて生活することが多いので、シンプルなデザインで、素材にはプラチナや金のものが選ばれています。婚約指輪と重ねづけして楽しむことができるセットリングも人気です。

古代ローマ時代の9世紀。ローマ教皇ニコラウス1世が自らの結婚式で、男女の結婚の証しとして、指輪交換をしたことが、結婚指輪の起源と言われています。

結婚式の儀式として定着したのは、11世紀のヨーロッパで、その頃は、男性には鉄の指輪、女性には金の指輪が贈られていたそうです。
指輪の形があらわすのは夫婦の愛の誓い。
指輪の円い形は「永遠に途切れることのない愛情」を象徴するものとされ、婚約指輪で「永遠の愛」を約束し、結婚指輪は「永遠の絆」を表すと言われています。

結婚というセレモニーにおいて、そんな意味のある指輪を交換するということは、これから夫婦として歩んでいく誓いを交わす、形で表すということになります。

 

結婚というセレモニーにおいて、そんな意味のある指輪を交換するということは、これから夫婦として歩んでいく誓いを交わす、形で表すということになります。

 

よく動画などで見るプロポーズで新郎が差し出しているのはエンゲージリングの場合が多いです。

昔は給料の3ヶ月分…なんて言われていましたが、今は新郎様のご予算に併せて選んでいる人が大多数です。

もちろん、サプライズプロポーズでご用意される、素敵な新郎様もいらっしゃいますが、私がお会いするカップルでは、お二人で選びに行かれている方が多いように思います。
新婦様の好みやお好きなブランドなどもあるでしょうし、マリッジリングとペアでご用意されるのを前提でセレクトされている方も多いですね。
もちろん、エンゲージリングとマリッジリングを同じものにされる方もいらっしゃいます。どちらも購入しなければならないわけではありません。
でも、打合せの時に嬉しそうに毎回マリッジリングを付けてこられる新婦様を見ていると、結婚準備にはとても大切なものだなと感じます。

 

 

 

2.結婚式のセレモニーで活躍するマリッジリング

 

マリッジリングは挙式の演出などでよい場面に必ず出てくるアイテムです。
リングピローのDIYは手作りアイテムとして人気No.1です。
それをリングボーイやベストマンに持たせて入場したり、リングをリボンに通してゲストに運んでもらう「リングリレー」を演出に加えたり、お二人にとって大切なセレモニーの主役となります。

 

リングピローのDIYは手作りアイテムとして人気No.1です。

 

リングピローのDIYは手作りアイテムとして人気No.1です。

 

それをリングボーイやベストマンに持たせて入場したり、リングをリボンに通してゲストに運んでもらう「リングリレー」を演出に加えたり、お二人にとって大切なセレモニーの主役となります。

 

そんなマリッジリングですが、よく新郎様に、
「仕事上付けられないけど必要ですか?」
「時計ではだめですか?」
など、質問いただく場合があります。
これはダメだというものではありませんが、お二人がイメージしている挙式の演出として必要でしたら、ご用意をお勧めしています。

なかには、当日付けるためだけに安価なもので用意しようかな?と言われる方もいらっしゃいますが、写真のように一生に一度のセレモニーでのアイテムとして写真にのこるので、できればお二人の想いのこもったものがいいですよとお伝えしています。

お二人で手作りの指輪工房で作られたものや、お互いが好きな形のものなどなど人気がありますね。
大きなカエルとウサギがついたマリッジリングをご用意されたカップルもいらっしゃいました。
なぜその指輪にしたのか、セレモニーでご紹介して個性的で素敵なシーンになりました。

 

これはダメだというものではありませんが、お二人がイメージしている挙式の演出として必要でしたら、ご用意をお勧めしています。
 

 

 

3.指輪でないといけないのか?

 

挙式の中でのシャッターチャンスである指輪の交換は、夫婦となる証として、その交換を人前式に入れる方も多いのですが、それが指輪でないといけないわけではありません。

指輪ではなく、お互いが相手への証として選んだものを交換し合うこともありました。
新郎様は亡くなったお母様の形見である指輪をリメイクしてネックレスとして新婦へ、新婦はお父様から受け継いだ時計をベルトを新調して新郎様へ交換した、という事もありました。
そこにはそれを選んだ意味があり、お互いへの想いが込められていました。

指輪でなくても、そんなストーリーをゲストの方に誓う人前式でご紹介できると素敵ですね。
 
・お二人の新居のカギを付けるキーケースをオーダーして交換
・一緒の時を刻んでいくという意味でペアの腕時計
・新居で使うお互いの夫婦茶碗とお箸
・婚姻届けを記入するときに用意したペアの名前入り万年筆…。
 
また、指輪の交換というセレモニー自体を入れない…という事も可能です。
お二人の結婚の誓いをゲストに立会人となって見届けていただける演出として以下のようなものがあります。

 

ユニティキャンドルセレモニー

ユニティキャンドルセレモニーとは、両家が別々に灯したキャンドルの火を、新郎新婦が新しい1つのキャンドルに灯す演出のこと。
ユニティとは「ひとつになること」という意味があります。
別の人生を生きてきた2人が、新しいひとつの家族になることを象徴しているので、結婚への決意表明という演出です。

 

サンドセレモニー

サンドセレモニーとは、様々な色の砂を容器に流し入れ、世界にひとつしかないサンドアートを完成させるセレモニーです。
細かい砂は一度混ざりあうと、別々に分けることができないことから「他人だった2人が、ひとつの家族として生きていく」ことを表しています。

ウェルカムスペースに容器を置いてゲストに砂を注いでもらい、挙式や披露宴で新郎新婦が仕上げる、ゲスト参加型の演出も人気です。

サンドセレモニーとは、様々な色の砂を容器に流し入れ、世界にひとつしかないサンドアートを完成させるセレモニーです。

 

ハンドファストセレモニー

ハンドファストとは、「手を握りあい、正式な約束を交わす」という意味。
握り合った新郎新婦の手をリボンや紐で結び、その状態のまま、誓いの言葉を述べるセレモニーです。手を握ったままで誓いの言葉を口にするなんて、ロマンティックですね。

 

 

 

このように、指輪の交換に代わりになる演出にも素敵な意味が含まれているので、2人らしい方法を取り入れてくださいね。

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